ジャニーズでも語ろうか？

物心ついた時からジャニーズはいた。余りにも古過ぎて皆さんにはわからないとは思いますが、平気のへっちゃらで置いていってでも語らさせて頂きます。

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ジャニーズの美少年が好きというよりジャニーズの戦略の方が興味深い。

※id:meerkat00　id:meumeumeu 様、星をありがとうございます。

「中居君んち、どこですか？」

コンビニで深夜バイトをしてる時だった。タクシーがコンビニ前の駐車場に乗り付けた女の子が二人。
「すみませーん。私たち、東京から来たんですけど。」
「はい。」
「道に迷っちゃってぇー。」
「はい。」
「中居君んちに行きたいんですけど。中居君んち、どこですか？」
「中居？誰だ？それ？」
「SMAPの中居君知らないんですかぁ～！？」
「知らない。SMAPって何？」
「えぇっー！有名なのに！」
「でも、知らない！」

（※女の子たちの台詞「」は口半開きでお読み下さい。前歯の無い二人でしたので。）

（注釈1）あんパン（シンナー）臭い二人の女の子だった。SMAPがデビューして間もない話です。後日、アイドル番組で女の子たちにキャーキャー叫ばれてる6人組が出演してました。（当時、森君も含め6人。）「なんだ？この歌の下手な連中は？」と驚愕しました。その後、ご存知のように歌唱力は木村拓哉の努力により実を結び、夢でモリモリを経てSMAP×SMAPで開花しバラエティーやドラマ・映画でメンバー個々の魅力を活かし、国民的アイドルへと変貌を遂げたのです。

ジャニーズの転換期

あくまで、個人的推測ですが、SMAPはジャニーズにとって転換期だったのです。それ以前は少年隊にしろ、光ゲンジにしろ。爆発的人気にしろ。可愛い、かっこいいのただのアイドルだったのです。ジャニーズに何があったのか？元フォリーブスの北公次が書いた超有名な暴露本「光ゲンジへ」です。Newsの不祥事にも見られるようにジャニーズは汚れたイメージを嫌います。（まぁ、当たり前ですけど。）「光ゲンジへ」の悪いイメージを払拭させる為とそれと同時に、SMAP以前の可愛い、かっこいいだけのお人形さん的アイドルに限界を感じてたかもしれませんし、若い女の子のニーズに応える為にも、このままじゃいけない！と悟っていたのかもしれません。容姿だけでない品質の向上。それはちょっとお笑い系になろうとも、その男子独特の個性や人間性までも愛されるこれからのアイドルを目指し始めたのがSMAPだったのだと私は思います。今や老若男女問わず、愛される国民的アイドルグループと言えば嵐です。SMAPの高齢化から嵐へと移行してきました。嵐は元々の資質とSMAPの成功例で多くを学び、最初っからSMAPと同じ王道路線を歩んだSMAPの後継グループであり、ジャニーズの集大成と言えるんじゃないか？と私は思っています。

※「光ゲンジへ」以降。ジャニーズは近藤雅彦（マッチ先輩）や少年隊の東山のように成功者を明日への展望として示しました。

（注釈2）

育成シュミレーション

昔、秋元康がおニャン子という一般女子高校生の集団を作り、視聴者の男子にお気に入りの女の子を選択させるという手法を取りました。AKB48では劇場からのライブ活動を経てメジャーデビューをするのですが、その推しメンの女の子の努力と成長とともに自分の成長（？）を重ね合わせ見守り続けるのです。それが発展して握手券付きCDや選抜総選挙にリンクしていくわけですから、一人が何枚もCDを購入するという商法としては凄い戦略だと言えるでしょう。でも、私はこの育成シュミレーション感覚を最初に気づいたのはジャニーズ事務所だと思っています。ジャニーズ事務所にはジャニーズJrという親権者の承諾を得てる小中学生の存在があります。最初は同年代の小中学生の女の子の心をジャニーズアイドルで掴みます。コンサートなどで同行する親御さん（祖父、祖母含む。）も戦隊モノや仮面ライダーの感覚と同じにして、まだあどけない少年たちに魅了され未だジャニーズJrとして無名のCDデビュー前の彼らの誰かを気に掛けます。その彼がCDデビューを果たし成長していく過程を「私はジャニーズJr時代から知ってる。」という感覚で異性として母性本能として見守っていくわけです。少子化から一人っ子が増えています。可愛い娘に対して（息子がいない分だけ。）親御さん（祖父、祖母含む。）が、その一人に掛ける費用は増えてると私は思っています。コンサートのジャニーズ販促グッズの売り上げは相当なものではないのでしょうか。

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昔、稚児ありけり

私は同性愛者ではないノンケです。しかしながら、セクシュアルマイナリティーを否定もしませんし、批判も致しません。歴史が好きなのでよく存じてますが、有名な武将たちも男色が多かったので。そういうものなんだと認知しています。しかしながら、私はよくゲイの方々に好かれます。その気がないのですが、彼らはとても物知りで頭が良く話していて楽しいのです。「エッジさん、ノンケなんだ。残念！」と言われつつ、私はどうも昔っから同性愛者の方々か、ごっつい（勝新太郎さんのような。汗）どヤンキーに好かれるのです。

「男のくせに、よくジャニーズを知ってるな。」とつっこまれそうですが、子供の頃からジャニーズのビジネス戦略に感心していたので気に掛けていた。としか答えようがないのです。アイドル量産では、おニャン子やAKB48の秋元康より、モーニング娘のつんくよりはるか昔っからその歴史を作ってきたのはジャニーズなのですから。

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