すかんぴん

お前の話は長いねん。ただのバラエティです。

僕の父は日本一の日雇い人夫です!

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タイトルで来られた方、ご足労させて申し訳ございません。私の父は日雇い人夫ではありません。他界しましたが、町医者です。不肖の息子がいい歳して文字を適当に組み合わせ無為な文章とやらを勝手ながら書いております。「僕の父は日本一の日雇い人夫です!」この台詞を御存知な方は昭和生まれと思われる古い方々と察しますが、巨人の星の星飛雄馬がブルジョア高校の受験の面接の時に言った台詞です。詳しくは下のリンク先の方が書いております。ここでは、言葉狩りを話題にしたいのではなく。正社員と非正社員の話題をちょっとだけしたくなり、このようなタイトルにしました。

巨人の星 第10話 「日本一の日雇人夫」 - あにめごはん

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わたしは獣になりかけていた - ある精神病患者の一日

若い時からずっと日銭で暮らしてます。

 

こちらの記事と私の若い時を重ねて思うところあって簡単ではありますが、記事にします。この方とは基本が違うので比べようがそもそもありませんが、私のコメントについて、もう少し書かせて頂きます。具体的な事は省きますが、20代は重い病で就職を諦めていました。アルバイトをしても体がしんどく休みがちになりバイト先には大変御迷惑をお掛けしました。勤めた事もありますが、誤魔化し誤魔化し働いていました。自分の体を維持する為に薬の量が嵩み、副作用も酷く勤めを続ける事が困難となり幾度となく辞職しました。勤め先やアルバイト先にに自分の病の事を告白したとしても理解を得られず。(理解したとしてもただ迷惑顔でしたが。その当時の社会では、その病気の認知度や認識が低かったのです。)この当時のアルバイト先の学生やら勤め先の同僚、上司からのキツイ言葉は未だに覚えてます。私も平静を装い、割と明るく働いていましたから。仕事に対する気持ちがいい加減な人間、不摂生な人間としか思われなかったのも致し方無い事と思っていました。「このままではいけない!」と当時の私は流石に落ち込み過ぎたのか、一念発起しストレスを貯めない生活に切り替えよう!と20代後半を境に決心しました。所謂、薬抜きです。さほどしんどくない週払いのアルバイト代はお高い漢方薬を買う為と、ストレスを貯めないように遊ぶお金として全て週ごとに使い切りました。(或る意味、軌道修正の為の自己投資です。)勿論、ストレスになるので将来の事は一切、考えないように努めました。まず、体を治す!というか。正常に働けるまでの体に戻す!が私のその当時の目標でした。働けない体になって食べる物すら無く苦しんだ期間と併せて約3年の歳月ぐらいだと思います。私の体は完治とまでいかないまでも、薬を頼らずとも働けて生活が出来るレベルになり30歳になる前に再就職したのです。浪費してしまったのは時間ですが、長い目でみたらその当時にしておいた事で現在、働けてる自分がいます。今もストレスでその病に苦しむ事は多少あっても、その当時の自分の体を考えると天地の差で日々を送っています。

※それ以外にもいろいろありますが、省略致します。

 

 

だからですかね。

会社は学校じゃねぇんだよ|松村淳平のブログ。

若いし、何もそんなにも極端な事を言ってはいませんので、何も言う事はありませんが、ただただ単なる感情として何かムカつきます。(年甲斐も無く失礼。)

 

そして続けてこの方の記事も昨日読みました。

「会社は学校じゃねぇんだよ」というエントリで思ったこと - UNIX的なアレ

企業理念?目線?忠義?それを宗教と呼ぶと思う。

 

深くは言及致しませんが、建前としてなら理解しますが、会社を思う事を高い意識とか高い目線とか安易に高低差をつけるのは如何なものか?と思っております。

 

※若い頃に会社のリストラにあって会社を興した社長さんに言われた言葉。

人生を削った会社への貢献なんて何の意味も無い!

絶対に信用してはいけないものは会社だ!

 

 

小さい会社は嫌なんだ!大きい会社に就職したい!

 

先述したそのような事情も含め、人材派遣にて安い賃金の日バイトを幾度となくした経験があります。その中で「小さい会社は嫌なんだ!大きい会社に就職したい!」と私に言った人物を思い出したので書きたいと思います。日バイトの仕事はそこが人手不足という事と私が空いてる日に他のバイトが無かった理由で派遣バイトとして行きました。確かコンビニとかスーパーに冷凍食材を倉庫で台車に仕分けする作業だったと思います。賃金はかなり安かったですね。深夜にも関わらず、交通費無しで5千円ぐらいだったと記憶してます。多少、キツイ仕事のようで集まる人間も、ちょっと病的な感じの若者や中南米の方々がいました。作業服を着た社員たちが軍隊っぽい朝礼をして(深夜だけどw。)その後、何班かに分かれて作業するのですが。私は同じ派遣会社から同行した方に「あの人がベテランだから、色々と聞くと良いよ。」と一人の同じアルバイトの方を紹介されました。歳の頃は私よりちょっと若いか?くらいの細身で銀縁の眼鏡の知的な感じの青年でした。彼にいろいろ教えて貰いそのアルバイト作業は終了しました。明け方の帰りの時間になり、彼は私に私の家の方向を聞き、「車で来られましたか?」と尋ねてきました。「えぇ。」と答えると出来れば、幾らか払うから家の方向まで送って欲しいとのお願い。私は彼に仕事を教えて貰った恩もあり、「お金なんて要りませんよ。いいですよ。」と快諾しました。(考えてみれば、この当時も思っていましたが、彼はどうやって帰るつもりだったのだろう?という疑問は残りましたが。)車中で会話も無いのも変なので今日知り合ったばかりでしたが、彼にいろいろと質問してる自分がいました。

 

「この仕事(バイト)は長いんですか?」

「3年ぐらいやってます。」

「御結婚は?」

「してます。子供も二人。」

「え?失礼ですが、やっていけるのですか?」

「妻もパートをしてます。私が就職できるまで。」

「選ばなきゃ、就職口もあるでしょう?」

「小さな同族会社のようなトコは嫌なんです。安定してる大きな会社に就職したいんです。その為に面接時間の作りやすい今のバイトをしてるんです。」

 

厚かましいので思う事を言わずそれ以上の質問や会話は止めました。思う事は・・・とはいえ、3年って。です。(汗)私とは事情が違いますが、私は彼の事がどうも気になりその後もこうして忘れないままでいます。

 

あれから十数年の月日が経ちました。小泉元首相の規制緩和と人材派遣が多く増え、今度は心労重なる正社員と貧困な非正社員の二重構造の社会になり、鬱症の方々が増えたり。秋葉原通り魔殺人が起きたり、会社の待遇が悪い!と冷凍食品ピザに農薬を混入した事件が起きたり、私は感慨深く思っています。

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20代30代の若者が二百万円以下の年収が増加してるって。(汗)

結婚も無理だし、家を買うのも無理だよなぁ。


美輪明宏 ヨイトマケの唄 - YouTube

↑コレも昔は差別用語

黙れ小僧!お前にあの娘の不幸が癒せるのか。
森を侵した人間が、
わが牙を逃れるために投げて寄越した赤子がサンだ。
人間にもなれず、山犬にもなりきれぬ、
哀れで醜い可愛いわが娘だ。
お前にサンを救えるか!

 

 

家もなし、老人介護施設に入れるお金も葬儀代もありません。(笑)

 

「死して屍拾う者無し。」

 

 負け犬って保健所行き?でもナマポも嫌だな。

 

 人生で貴重なのは失ってからわかる時間かもな。