最近の若者は～論 - すかんぴん

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徴兵制で「若者の根性を叩き直す」前に、おっさん達はもっと自分の素行を見直せば？ - とある青二才の斜方前進

80年代は良き時代でしたが、甘ったれた気の狂った時代とも言えます。なんせオウム信者の殆どがこの時代を経たわけですから。

何故か？コチラのはてブコメントに星を頂いた。何故頂けたのか？わからないでいる。世代論は面倒くさい。だって時代背景もその感覚たるやも相互に違うんだから。

大袈裟だけど時代考証としては子供時代の投影である漫画『20世紀少年』の作者の浦沢直樹さんや漫画『ちびまる子ちゃん』の作者さくらももこさんの世代よりちょっと年下ぐらいを想像して頂きたいのです。

何故？オカルト好きなのか？

しょうがないくらいに少年期にオカルトを植え付けられてるからです。少年時代は少年マガジンの巻頭カラー特集に見られるように常に世にも不思議ばかり。ネッシーだの、オリバー君だの、ＵＦＯだの。ちょっと笑えるぐらいの韮澤潤一郎氏ぐらい皆、科学的実証が無いモノらを信じていたわけです。とりわけ酷いのはスプーン曲げの『ユリ・ゲラー』の登場でした。自分に無い力が欲しい！超能力が欲しい！これは現実社会からの精神的逃避と思えるぐらい（非リア充）高学歴でありながら、空中浮遊に感動し、入信する要因だったのではなかったのか？基礎や基盤が受け入れやすい性質だったのではなかったのか？と思っています。オウムによって亡くなられた多くの犠牲者、被害者また、被害者家族にとっては現実と空想の判別がつかないこの世代のこの種の時代反映による人格形成はとんでもなく許せないものだと思います。教義に感動して入信したというよりオカルトに入信したと言って過言では無いと。

暴走族、竹の子族、お宅、テクノ、受験戦争、ジュリアナ東京etcetc。これだけ挙げてもおわかりのように趣味嗜好が統一感の無い滅茶苦茶だったのがおわかり頂けますでしょうか？当初、彼ら彼女らはこのように呼ばれました。『新人類』です。

青年期から雇用需要が多かった世代があります。新人類より10年20年上の世代です。所謂、団塊の世代です。人手不足なら雇われ側が有利。人余りなら雇用側が有利で主導権を持てます。引く手あまたなら、どんなにスキルが低くとも（バカでも。）贅沢とは言わずとも、車やマイホームが持てて結婚もできますし、子沢山の子育てもできますでしょう。何の苦労も無く普通の生活を送って人生を過ごしてきた世代が、不況となってリストラ対象者や退職金を多く貰う代りに早期自主退職を求められ急に狼狽致します。そして年金受給カット。彼らは言います。「一生懸命働いてきたのに！この扱いはなんだ！」恵まれた時代だったという認識が浅いのです。働き盛りに収入の殆どを貯蓄もせず使い果たし、最後は情けなくも子供に頼る家庭が増えてるのでは？（私情を挟んだ恨み節です。）

「年金を減らされて。」←私らや更に若い方々は年金受給できるか？怪しいのにこの愚痴は聞き飽きました。働いて来たんだから当たり前と仰いますが、皆、どの世代も働いてはいるのです。貴方がたと違い、また、前途ある若者らが働きたくても働けない今の社会をどう思ってるんでしょうかね？

最近の若者（推定20歳くらい男子ら）の会話を聞いてしまいました。

「仕事、疲れるよな。」

「あぁ。疲れる。」

「生きてるって感じしないんだよな。」

「生きがいとかある？」

「無い。」

「彼女でもいればなぁ。」

「お前、彼女いるじゃん。」

「別れた。というよりふられた。」

「えっ？なんで？」

「最初っから好きじゃなかったけど、つきあってあげてたって言われた。」