それでも夜は明ける・・・他 映画アレコレ
彼女と映画をたくさん観ています。全てのレヴューを書くのは正直、かったるいのでなるべく簡潔に。秋の夜長に「何観ようかな~?」と悩んでいましたら、軽い気持ちで参考にして頂ければ幸いです。
あのスティーブ・マックイーンの監督作品という事で気になっていたので借りました。重く救われない展開が続くのだろうと想像し、覚悟して観ました。あー若い頃、観た『ルーツ』がフラッシュバックします。
感想を書きにくい作品です。時代的に黒人奴隷が徐々に開放されてるわけですが、まだまだ奴隷売買の商売を続けたい白人らがいて。自由黒人という社会的身分を保障されている黒人は同じ黒人である奴隷の人々を法律的に救えないわけで。ふむ。いつも思う事なのですが、アメリカ人はこういうのを観てどう感じ、どう思うか?どう考えるのでしょうかね?ベトナム戦争も然りなのです。どの国にも恥ずべき歴史はあるとは思うけど、アメリカ万歳を謳う前に、自国の歴史と向き合う気があるのかと。
ローンサバイバー
プライベートライアン以来の傑作!と予告で謳っていたなぁ。いやいや。なんでしょう?レッドウィング作戦って。細かくは説明してませんが、杜撰な作戦にしか思えないのです。実話と言われてもなぁ。斥候4人で無線が使えず、救出時にアパッチ(ヘリ)が陸軍に持っていかれて孤立無援って。(汗)はい。屈強なシールズですもの。崖から落ちても、たくさん銃弾を浴びようが簡単には死にません。で?この作品はどっちを観たらいいの?ただ一人生き残って生還した兵士と仲間達との友情?それとも、この状況に追い込んだ杜撰な作戦?そして、やはり思うのです。アメリカ人って何を思うの?って。
ウルフオブウォールストリート
あのディカプリオが馬鹿で下品な役をやってました。なかなか長い時間の映画であることも含め、ふざけた映画でございます。金満な内容なので成り上がりたい方には刺激になって宜しいかと。私には何が言いたい映画なのか?理解できませんでしたが、金持ちを茶化した娯楽作品として観るには良いかもです。
2GUNS
ローン・サバイバーを観た後にコチラを観てしまった。マーク・ウォールバーグのキャラが180度違って、悪党です。海軍やFBIもみんな悪党でした。アクションとしても言葉のやり取りにしても頭の中空っぽにできて単純に楽しめる映画です。
ノア約束の舟
子供の頃、興味のみで旧約聖書を読んでいた私は映画「天地創造」を観て楽しかったのです。そして是非この映画も観てみたいと思ってました。しかし。。。いやいや、なんだコレ?宗教観の違いでしょうけど、神に見放された天使が姿を変えられ岩の巨人として出て来たり、カインとアベルのカインの子孫の王が野蛮になってたり、解釈の問題なのでしょうけど、監督や脚本のひとりよがりに私は唖然としてしまいました。旧約聖書のこの逸話を知らない方はどうぞって感じです。
Toshiro Mayuzumi 映画「天地創造」 Main Theme from The Bible - YouTube
リトルミスサンシャイン
面白い!家族とおじさんのイカレ具合がたまらなく面白かったです。こんなロード・ムービーは観た事がありません。オリーヴ(アビゲイル・ブレスリン)のぷっくらしたお腹が可愛いです。「おいおい。爺さん、孫娘に何を教えてンねん!」と映画の最後にツッコミを入れたくなりました。それでも家族っていいなぁ~としみじみさせられました。
ただの恋愛映画とそんなにも気乗りしないまま観始めましたが、面白かったです。型通りにしか生きられない彼女にとっての人生においての最高のレシピを見つけるのに、風変わりな生き方をしてきた彼が良かったのです。「最高のレシピとは自分が作ったレシピ」だそうです。姉の事故死で引き取った姪との3人の新しい家族が微笑ましかったのです。
エンダーのゲーム
敵を知ると愛おしくなる。ん~たらかんたら。スターシップ・トゥルーパーズもそうだけど、昆虫の宇宙生命体は愛せません。スターシップ・トゥルーパーズの方がグロいけど面白いかな。このエンダ-は頭(あったま)良いなぁ~と感心したけど、他の方の感想通りモノ足りない。ゲーム感覚の戦争?戦争は若い子の斬新なゲーム感覚の戦略じゃなきゃ勝てない?腑に落ちないのはこの辺かな。臨場感に欠けました。
ジャックと天空の巨人
単純に面白い。正統派のディズニー映画のようなお話でした。今、クラクラ(クラシュ オブ クラン)というゲームにハマってるのと、「進撃の巨人」も好きなので何故かジャイ(巨人)に愛着を持ってしまいます。この映画に出てくる巨人はいささか汚い感じですけど、それなりの知性で楽しめます。
予告で是非、観たい映画のひとつでした。ゾンビ映画は数あれど、ゾンビ目線で語りながら進行していく恋愛映画は希少でまたシニカルさに笑わせてもらえます。冷静に観るとゾンビの動きってやっぱりコミカルなんでしょうね。人間と中間ゾンビ(人間性・温かい心を取り戻そうとするゾンビ)の共通する敵のガイコツ(人間性を完全に失った存在)を登場させるなど、なかなか考えられた設定でした。男女ともにお薦め致します。
ザ・レイド
この記事を読んでる方が男性なら是非、この作品を観て下さいませ。インドネシア映画って珍しいんですけど、格闘シーンがもの凄いので評価の高い作品です。特殊部隊のリーダーが主役か?と思いきや滅茶苦茶、強い相手にあっさり殺され敵の強さを見せつけ観客の恐怖を煽ります。ところが新人警官の主人公は負けず劣らず強かった。格闘技アクションは見応えが本当にあります。
マチューテ
前回に引き続き最近観たのは、マチューテ・キルズです。B級アクションにも関わらず友情出演なのか?豪華キャストです。まぁ、前作よりも強力にバカらしいしアホらしいのです。どうも次回作も考えられてるみたいで、宇宙戦争にまで展開するようです。(ディカプリオに出演要請?)この作品はキャストからわかるようにメキシコ万歳です。
以下「んーーー?」という作品↓ ↓ ↓
とらわれて夏
「幸せの黄色いハンカチ」を思い出させるけど、5日間って無理がない?
ジャッキー・コーガン
マーキーが可哀相。無駄な会話時間がちょっと下品で退屈。
悪の法則
豪華キャストの無駄遣い。バイクにワイヤーは驚いた。
途中で寝た。退屈。
アイアンクラッド ブラッド・ウォー
期待はずれでした。ドラマもしょぼかったし、話がちゃっちかった。
いつも、本編前の予告をちゃんと観てて次回コレ観よう!と思っていても実際レンタルしようと思う時にタイトルを忘れがちなのです。映画は期待も大きいけど、ハズレもたくさんあります。期待してないような作品が面白かったりします。