すかんぴん

お前の話は長いねん。ただのバラエティです。

世の中馬鹿なのよヨノナカバカナノヨ

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前述

今日はもうブログ記事は書かないと決めていたのですが、Twitterを覗くと私がはてブコメントした方から抗議のコメントが送られていたので。(発見するの遅くなって申し訳ない。)一応、コメントした責任上、返しておいたわけですが。何か喉に引っ掛かりを持ったままだと気持ち悪いし、彼も良い気がしないまま、悶々とさせるのは酷なので私なりの考えを書いておく事にしました。(とりあえず、貴重な休みで体力がやっと回復したけど、この蒸し暑さに部屋の掃除をする気も起らず。汗)

 

元の記事

ナース、40過ぎて初めて書類選考に落ちて若者の悲痛を知る - とある青二才の斜方前進

恨み節のみで社会を変えようとしない機運。

私のはてブコメントに対しての彼の抗議

 そして彼の記事に書いた私のコメント

気づくのが遅れまして。こちらでいいかな?短いはてブコメントで侮辱と不快になられたと思いますが、記事のみを拝見しえれば個人の就職難を世代間で恨みを 言ってるのにしか見えなかったもので。それとも、自分の事をさしおいてでも、大きな社会を変えようというお金も権力もない昔の学生運動のような活動でもし てるのかな?私のコメントは貴方だけに向けられたものではなかったけど、想像力も勉強も独自性も足りないのでは?最初っから言い訳をして放棄するだけの恨 みでは勿論、何も変わらないと思いますよ。

 何とも攻撃的なコメントになった事を深く反省してます。

彼の主張

私もバブル世代と言われればバブル世代に当たります。だからというわけで反感コメントをしたと思われると不本意なので言っておきますが、バブルの恩恵は何一つ受けていません。同輩たちはそれなりの大学を出て簡単に(?)就職して今やそれなりの地位にいられるとは思いますが、私は違います。

 

彼を理解し擁護すると若い世代が就職難だったり、年収200万円以下の20代30代が多くいるのに、バブル世代のおっさんやおばさんはその現実を理解していないどころか?その感覚も昔の(自分の時の感覚)意識でモノを言うから憤りを感じてると要約してみました。概ねその怒りはごもっともで、現実は多少なりともわかってはいるけど、その苦しみまでは自分の時や安泰してる今があるならば理解に欠けると思います。多分、彼もコネかなんかであっさり就職が決まってたら、このような記事も書かなかっただろうし。未だ内定を貰えない同輩の痛みや苦しみが他人ごとになっていたでしょう。

実際

立ち飲み屋とかで若い子と偶然居合わせて、「僕、年間で170万ぐらいしか貰えてないんです。」とか言われちゃうと。私も貧乏だけど奢っちゃった事あるし。奢っちゃった中には「遊ぶお金、全然無いんです。」と奢った後で年収が27歳で750万円もあると知って腹が煮えたぎった事もあります。言いたくないんですが。仕事上、会長さんやら社長さんとか富裕層やそれなりの有名な政治家さんとかもお話をするのですが、就職難とか、経済格差は認識してるものの実際の感覚は無いみたいですし。(まぁ、自分らは稼ぐだけ稼いだのでしょうから関心は少しはあれど。感覚が無いのは当たり前な話ですけど。)(誰もが知ってる政治家のあの人は「還付金詐欺」を知らなかった事に私も驚きました。)時々、無頓着な発言をするので私は現実をもっと言いたいところですが理解を求めるのは難しいと思ってますのでグッとこらえてます。私も場当たり的で仕事を転々としてた、しざるえなかったので。2.、3社落ちただけでもかなり凹むのだから。100社受けて採用されなかったら人格否定されてるようで。彼が憤りを覚えるのも無理は無いと思っています。

 

若い時

こりゃまた言いたくはありませんが、バブル世代の同輩が浮かれて街中で酔って遊んでる頃、私はやんごとなき事情により貧乏ながら漫画を描いていました。(まぁ、そのツケが今って事です。)講談社さんに初めて原稿を持って行った時(友達の漫画家さんに無理矢理持っていかされた。汗)、講談社の編集さんは私の年齢と高い身長を聞き、こう言いました。『君の身長を超えるぐらいマンガを描きなさい。』と。何言ってんだ?このおっさん。一枚の原稿用紙の厚さわかってて言ってるのか?と若さ故にその編集さんの言いたかった事が理解していませんでした。後から思えば、あっさりプロになってしまったので辞める時もあっさりで。苦労してればもっと描きたいものも早く描け、その道にすがりついただろうにな。と後悔となりました。

もう一人

三沢文也さん以外に私がはてブコメントした気になる方がいます。

バイト歴約20年の私が見るすき家問題 - いつか朝日が昇るまで

就職口が無い前提。ワンオペを認めてどうする?人件費安の会社の思うつぼ。

それにあわせて言いたい事を書きたいと思います。

世の中は理不尽

ブラック企業が騒がれてるし、これほどのデフレや社会保障の崩壊は今まで何をこの国はやってきたんだ?と世の中を生意気にも舐めて生きてきた私にも感じるところですし、日本人の特性からよく考えるとなるべくしてなった世界に思えます。40代50代60代70代全ての世代に(個人ではなく日本という国家へ)責任があると言えばあると思います。簡単に言うと甘い飴を舐め過ぎたんじゃない?と言いたいのです。若い方が年配者に文句が言いたいように私にも自分より年上の引退者の愚痴にたくさん文句が言いたいですけど、そこは抑えています。例えば都職員の愚痴は「年金が減らされて生活を切り詰めないとやっていけない。」「何言ってんだ?コッチとら年金貰ったとしても餓死するような金額だ。もっと若い世代は貰えるかもどうかわからないまま年金ばかり徴収されてんだ!」です。どの零細会社も難癖つけて辞めたきゃ辞めれば?他所が雇ってくれればね。の強気の姿勢で仕事(サービス残業)はさせるけど人件費を減らそうと社員の首を絞めるところや社員の生活なんて考えてない所が多いと思います。(そうでない優遇された上昇の会社も勿論、あります。)若い時に。大学時代のうちにコネやアルバイト先なり考えて狡猾に前もって楽な道、もしくは努力をする人もいるでしょう。全ては保障の為ですけど。将来の保障など考えずに全く違う道を歩むような人間もいましょう。憶えてるとこで言えば、大学時代(?)からアルバイトしたお金で居酒屋を始めたワタミ渡辺美樹氏やタリーズコーヒーの日本での販売代理権を本国アメリカに単独で粘り強く頼んだ松田公太氏です。若いうちのみならず、世の中の理不尽さはいくつになっても打ちのめされるのが現状ですが、これだけは言えます。諦めたら終いだと。

後述

『恨み節のみで社会を変えようとしない機運。』このコメントは彼にだけ向けたメッセージではありません。例えば全国の人材派遣社員が横のネットワークを持ったらこんなに強大な政治力のある団体は無いと思います。(労働改善を考えてくれる支持政党を選べるのですよ。)すき家ゼンショー)と闘った首都圏青年ユニオンという存在は全ての労働者に勇気を与え強く印象づけたと思います。

 

人生は一度っきりで確かに取り返しがつきません。私は私の人生で後悔ばかりですけど、面倒なので泣きごとはもうやめる事にしました。勿論、やり直せる事があるならいくらでもありますが。(それはたくさんの経験で成り立っているので無意味です。)若いというのはそれだけで武器です。つまりは固執せずに柔軟な思考と気持ちが強ければなんにでもなれるという可能性があるからです。多分に人生の負け組と呼称されてもおかしくない私が偉そうに意見をした数々の非礼をお詫び致します。

 

タイトルですが、私の好きな歌で回文になっていますw。上から読んでも下から読んでも「ヨノナカバカナノヨ」です。(笑)


世迷い言 日吉ミミ、中島みゆき アコースティック・カバー 弾き語り - YouTube

本人の歌が無かったのでコチラを拝借致しました。